保護されている24頭の象の生い立ち

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3月にタイの動物保護施設WFFTで1週間象のお世話をするボランティアに行ってきました。

https://www.wfft.org/


去年プーケットでエレファントスイムに行ってから象と人間との関係性が気になり、今回長くタイに滞在できることになったので1週間ボランティアに行って象と触れ合って色々学ぶ機会を作りました。

https://marie.tokyo/blog/53/

ボランティア施設のWFFTにいる象たちのプロフィールを自分なりに和訳してみました。
自分が知りたかったので翻訳したのですが、せっかくなので公開します。
翻訳機を使いながらなので変な表現があったり間違っているところがあったら申し訳ありません。もし訂正してくださる方がいればコメントで教えていただけると嬉しいです。

ボランティアの内容はYou Tubeで公開しているのでぜひ見てみてください。

https://youtu.be/YWoYj8QQRyY

ここへやってきた24頭の象たちが人間のためにどれだけ働いてくれたか、どんな状況で働いてきたのか、そしてどれだけ彼らの生活を奪ってしまったのか、知っていただけると嬉しいです。

象の年齢は2020年現在での年齢になります。

【Thong poon】

25歳

Thong poonはパタヤのトレッキングキャンプで繁殖のために使われていた。
2匹の幼い子どもを彼女から取りあげた後に、彼女はキャンプでスタッフを攻撃して、負傷させた。
この事件の後、彼女はオーナーたちから直射日光の下に管理され、引きずった足で鎖に繋がれた。
WFFTに来てからは自由になったが、彼女は予測不可能な場合があるのでまだ補強された囲いに住んでいる。
彼女は好奇心旺盛な象で、リラックスするようになっている。
私達は彼女がすぐに群れに入り、プロジェクト4で完全に自由に生きることを望んでいる。

【Thong ma】

48歳

Thong maはアユタヤのトレッキングキャンプから来て、そこではPoom puangと一緒に住んでいた。
彼女はとてもゆっくり歩くのでもはや乗るのに使われていなかった。
代わりに彼女は観光客からバナナ1つにつき20バーツを払われ、非常に短いチェーンの上で2年生活した。
Thong maとPoom puangは一緒にここへ来て、今はとても仲がいい。
彼らは一緒に自由に歩き回り、ゆっくりでシャイなThong maは確実な早くて大胆な友達の後ろをゆっくりついてまわっている。

【Poom puang】

48歳

Thong maと同じアユタヤのトレッキングキャンプから、Thong maより6日後に来た。
トレッキングキャンプの前は伐採業としてタイの南にいた。
彼女の体には伐採業の時からの傷がとてもあり、胴体は少し変形している。
彼女のそんな過去にもかかわらず、彼女はとても自信にあふれフレンドリーで、いい友達のThong maと過ごしている。

【Mee Chai】

39歳

Mee Chaiは早い歳からミャンマーの伐採業で働いてきた。
その間に彼女は足が折れ苦しみ、不幸なことにそれは一般的な伐採業の象の怪我の原因だ。
彼女はもはや収穫して働くことができなかったので代わりにケチャンブリのトレッキングキャンプに売られ、まだ人間の体重を支えることを強いられた。
WFFTに来てからは自由で、私達の他の象の1匹であるGandaから離れることはできない。
彼女は、毛深い頭と妙な形の右の足首によって友人から認識されている。

【Nam chok】

50歳

ラチャブリーのトレッキングキャンプから保護され、そこでは多くの観光客を乗せるために長年働いた。
彼女は攻撃的になりすぎて対処できなくなったので引退してWFFTに来た。
彼女のマホートは一緒にここへ来て2日間いて正常に落ち着いたのを確認した。
ここでは彼女は乗られることを強いられず、自由奔放で自我の強い象だ。
彼女のことはとてもユニークな薄くて鋭い牙で簡単に認識することができる。

【Jum nong】

55歳

パタヤのトレッキングキャンプからBoon deeと一緒に救出された。
彼女は足に膿瘍があり、その痛みで観光客を乗せることはできなくなっていた。
彼女はもうお金を稼いでいなかったので、前のオーナーは彼女の怪我を無視していた。
私たちは彼女を見つけた時、彼女は水も飲めない太陽の真下で木に繋がれ、とても衰弱しかゆみを伴う皮膚ダニが這っていた。
幸運にも私たちは彼女の自由を確保し、彼女をWFFTへ連れてきて獣医のケアを受けさせることができた。
Jum nongは健康を取り戻し、プロジェクト4で自由気ままに歩いて過ごしている。

【Mae poh】

51歳

Mae pohは長年伐採業で働いていた。
チェンマイの観光業で象乗りとして使われた。
その後10年以上キャンプで働き目の病気を抱えながらもがき、彼女のオーナーがWFFTに助けを求めた。
彼はMae pohには休息が必要で、認定基準に従った医薬象聖域に引退するべきだと決断した。
今Mae pohは24時間専門家の医療を受け、自由に歩き回ることができる。

【Chok dee】

55歳

WFFTはパタヤのトレッキングキャンプで他の象のJeleを救助をしているときにChok deeを見つけた。
Jeleに続いて救助され私達の象の病院で手当をした。
Chok deeは小さい象でとてもゆっくり歩き気難しい性格だ。
彼女は自分の会社を好み、プロジェクト4で楽しく過ごし平和に歩いている。

【Alicia】

57歳

Aliciaはチョンブリのトレッキングキャンプから救出した。
一緒にいた多くのトレッキングエレファントのように、彼女も最初の年はおそらく隣国のミャンマーで伐採業をしていた。
彼女はとても支配的で、他の象と通信するときに低い響きで声を出す。

【Malai Ngun】

69歳

Malai Ngunはパタヤのトレッキングキャンプから来た。
彼女は比較的短く小さい像で、左目が見えない。
WFFTでの最初の夜彼女は隔離構内のバーをこわして、地元の村の1つへ歩いていった。
今はここでの生活に落ち着き、とてもゆっくりしてスイートな象だ。
Aliciaととてもいい友達になり、このペアは分かれることはできない。

【Khan Kluey】

14歳

Khan Klueyは一生の最初の2年はチャアムとペチャブリで地元の大きな象として働いていた。
働いている時に道の排水溝にハマってしまい、このできごとは地元のニュースの見出しにも載った。
WFFTは、その後まもなく彼の自由を手に入れた。
Khan Klueyはここへ来てから大きく育ちさらに活動的になった。
そして今はここで最も予測不可能で危険かもしれない象だ。
彼は全てのボランティアスタッフに全く干渉せず、ソンブーンの養子として採用され平和に暮らしている。

【Som Boon】

48歳

Som Boonは伐採業から救済した。
伐採業の象として法的にタイで働きながら彼女のオーナーによって行進させられ、バンコクの忙しい通りでトリックをすることを強いられた。
伐採業として働いている象に事故はつきもので、Som Boonも例外ではなかった。
彼女は働いているときに車に体を打ち、明らかに後ろの足を引きずっている状態で歩くことを続けた。
Som Boonは私達の唯一の雄の象のカンクリーKhan Klueyの代理の母で、彼らは強い絆で結ばれている。

【Nam Fon】

58歳

Nam FonはDuen Phenと同じパタヤのトレッキングキャンプから来た。
今はDuen PhenとSee Puakと同じとても大きな囲いに住んでいる。
彼女は人生の中で、伐採業とトレッキングキャンプと両方で働いた。
彼女はきれいなブルーの目とトレッキングキャンプのときにできた突出した傷跡で判断することができる。

【See Puak】

61歳

See Puakは一生のほとんどを伐採業とトレッキングキャンプで過ごした。
また、彼女は娯楽産業でも簡単に使われ、タイの映画や広告にも使われた。
彼女はNam FonとDuen Phenと一緒にニューランドの大きい囲いの中に住んでいる。
彼女はとても食欲があり、短い足と大きな幹の様な体型で区別できる。

【Duen Phen】

61歳

Duen PhenはNam Fonと同じパタヤのトレッキングキャンプから来た。
彼女が象乗りとして働けなかったのでオーナーが連絡してきた。
WFFTに来た時は慢性の腫瘍が左の頬にあり、私達のVetチームが手術した。
Duen PhenはSee PuakとNam Fonと一緒に大きい囲いの中に住んでいる。
彼女は最も服従し、3頭の中で最も友好的ではない。

【Wassana】

Wassanaはタイの西のラッチャブリにあるトレッキングキャンプから救出した。
ここで彼女の引退後を過ごすためにJoan Pearsonと友人に救出される前は、一生を伐採業とトレッキングキャンプ業で過ごした。
WFFTへ来た時は前の右足に腫瘍が感染していて毎日水気を取り、治療が必要だった。
今は完璧な健康で、友人のJeleと楽しく過ごしている。

【Jele】

60-65歳

Jeleは観光業で多くの時間を過ごし、ショーで乗られたりパフォーマンスすることを強いられていた。
多くのタイで捕虜された象たちのように一度Jeleは働くには年を取りすぎて必要とされず、放っておかれていた。
私達のスポンサーのJoan Pearsonはひどく不健康なJeleを見つけ、Jeleはチェーンで直射日光の下に繋がれ飲食物はなくきれいな水にも届いていなかった。
JoanはJeleにここで新しい人生のチャンスを与えた。
彼女は私達の象の病院で初めての象で今では体力も取り戻し、自由に動いている。

【Boon Chuey】

56歳

彼女は1歳の時に道の物乞いとして働き始めた。
それは彼女はオーナーに食べ物やお金を知らない人に頼む道具として使われていたことを意味する。
結局彼女はパタヤのトレッキングキャンプに売られ、タイの西にいた。
このキャンプで何年も象乗りとして働き、それは不自然な体重に形は変わり脊椎は細くなった。
彼女は自然とリーダーになり、食欲旺盛だ。
彼女は背が高くゆっくりしたDao Ruengとすぐに仲良くなった。
2人は正反対だが自由に一緒にすごしている。

【Dao Rueng】

50歳

Dao Ruengは救助されるまでタイの西のカンチャンブリのキャンプで30年以上象乗りの観光業で働いてきた。
彼女はとても背が高い象だ。左の目は完全に見えなく、前足の凝りによって歩くペースはとても遅い。
ここへ来てからはBoon Chueyと一緒にいる。
彼女達は完全に反対だが、切っても切れない関係だ。

【La Ong Dao】

61歳

La Ong Daoは過去30年間観光業で働き、背骨が折れても毎日乗られることを強いられた。
バンコクにあるshrewsbury’sインターナショナルスクールで彼女をWFFTへ救い自由にするための募金が行われた。
彼女は今は小さな群れで私達の赤ちゃんのPinと彼女の母親のPunと仲良く、非常に保護的な女家長のように行動する。
彼女のことは顔全体がピンクに色素脱失していることで簡単に認識することができる

【Pun】

35歳

とても背が高く美しいPunはスリン県のトレッキングキャンプから救出された。
WFFTのチームが彼女を見つけた時、Punは繁殖用の象として使われていた。
これは彼女は強制的に飼育をさせられ彼女の子供は奪われ、とても若いうちに売られたことを意味する。
Punは以前2頭の赤ちゃんを売られ、3頭目のPinも売り出されていた。
PunとPinは私達のスポンサーのJoan Pearsonと彼女の友人により救助され、今彼らはWFFTで共に平和に暮らしている。

【Pin】

5歳

Pinはスリン県のトレッキングキャンプで生まれた。
以前そこで彼女の母親は繁殖用の象として使われ、WFFTのチームが彼女を見つけた時Pinは売りに出されていた。
これは彼女が生後たった8ヶ月で母親と引き離され、厳しい訓練を受けさせられることを意味する。
幸運なことにPinとPunはWFFTに連れてこられ、一緒に自然な生活を送ることができている。
また、彼らにはLa Ong Daoという養子にされた年上の女家長がいて、彼女は小さな群れに加わった。

【Boon dee】

32歳

Boon deeは若く好奇心が強くフレンドリーだ。
WFFTに来る前は4年くらいパタヤのトレッキングキャンプで働いていた。
これより前は分かっていない。
彼女の年齢のほとんどの捕虜のタイの象のように、彼女はおそらく捕われの身で生まれ過ごした。
Boon deeは右目が見えず、肩に古い膿瘍の傷がある。

【Pai Lin】

74歳

彼女の年齢的に、Pai Linは救出される前は早い年齢から伐採業とトレッキング業や、今では違法の物乞い業として働いて過ごした。
彼女が到着した時、彼女は栄養失調で脱水状態、さらに呼吸器感染症を治療されていないので苦しんでいた。
今は健康で、安心して引退生活を送る幸せで生意気な老婦人だ。
Pai Linはとても好奇心が強いが、他の象と牛を含む大きい動物を非常に恐れている。

【まとめ】

見ていただきありがとうございました。

私は観光業で働く象たちがこんなにも苦しい思いをしているとは知りませんでした。
正直翻訳していて辛すぎる箇所も多く、どうして彼らの生活をここまで奪わなければいけないのかと悲しくなりました。

これからの1人1人の行動で救える動物はたくさんいるはずです。動物との共存がお互いに幸せな生活になるように、考えて行動していきましょう。

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